古本買取りもゆとりのない時代
バブル時期までとは言いませんが、ゆとりのない時代に骨董品などは売れなくなるようで、古本屋は同じような傾向を歩んでいるように思うのですが、今では全集物の本が全く売れませんので買取もしたいとは思いませんし、買取をしても1冊数十円です。
文庫本が流行った時期もあり、今現在でも文庫本は売れていますが、新刊書店が嘆くように単行本の定価の高いものが売れなくなって、安い文庫本ばかりが売れるので、客単価が下がる一方だとぼやいている店主がいましたが、それは古本屋でも同じなのです。
今では、新書が流行っているような時代で、いきなり書き下ろしをしてミリオンセラーになる事も珍しくはないのですが、その分古本屋でも新書がたくさん入ってくるので、それを古本として買取にくるお客さんもいます。
マンガ本も最近ではヒットする作品も少なく、「ドラゴンボール」や「スラムダンク」のように爆発的に売れる本は少なくなっていますが、唯一、「ワンピース」は売れていますね。
どのような本でも一定の年数が経てば値打ちが出てきて売り物になりますし、懐かしくて買取をする人もいくらいで、古本屋というのは思い出を売る産業だと思います。
思い出を探している人はたくさんいまして、それが雑誌の一部であっても、教科書でも、週刊誌でも、その人にとっては過去の人生を生きてきた証人なのです。
現在売られている本にも、将来お宝と呼ばれる本になる可能性はあり、それを見抜く事が古本屋の面白さで、時を根気よく待てる古本屋は生き残っていけるのでしょうね。
2011年05月24日 |
カテゴリ:古本買取